【大学院出願準備】IELTS&GRE対策
ブログ立ち上げ早々に1か月更新が途絶えてしまいました( ;∀;)ごめんなさい…
大学院出願に必要なものは合格までのスケジュールの記事に書きました。
試験対策・書類作成にあたって何を参考にどのように行ったのかを、複数記事に分けて簡単にまとめさせていただきます。
IELTS
アメリカのビザ申請ではTOEFL・IELTSどちらも語学能力の証明に利用可能ですが、イギリスの方ではTOEFLを利用できません(大学院への出願ではどちらも可)。私はアメリカとイギリスの大学院を併願したため、IELTSを選択しました。
<おすすめ教材・参考サイト>
- Cambridge IELTS 11 Academic Student's Book with Answers with Audio: Authentic Examination Papers (IELTS Practice Tests)
※今は IELTS 13まで出ています。(2019年6月時点)
リーディングとリスニングはこの公式問題集1冊だけで終わらせました。問題は、苦手なライティングとスピーキング…
- IELTS Advantage.com
- IELTS Liz.com
- DMM英会話
上2つの際とは、各セクションのtips、講義ビデオ、参考になるフレーズ集などがたくさん載っています!プレミアム版の方が添削してもらえたり内容は充実してそうでしたが、無料でもたくさんのリソースが活用できます。
アウトプット先はDMM英会話。IELTS対応の先生に、フリートークレッスンでエッセイを書いたWordを送って25分のレッスン中に添削してもらったり、スピーキング対策をしてもらいました。
GRE
1. 問題練習
まずは公式問題集で全体の試験概要を把握。問題やライティングのレベル別解答例も掲載されています。
Magooshはもう有名だと思いますが、Quantitiative(数学)・Verbal(単語・読解)の講義ビデオ&500-600の豊富な練習問題&模試を6ヶ月コース$119.20(20%オフキャンペーン期間)で利用できる素晴らしいオンライン講座です。残念ながら私は豊富な問題を1周すら解き終えられなかったのですが、しっかり6ヶ月コースの恩恵を受けるためにも早めにMagooshを始め、練習問題を2周・3周するべきだったなあ、と思います。
練習問題を解くときは問題数指定・時間指定・難易度指定(orランダム化)ができます。私は会社に行く前にあと30分やろう!と決めて時間指定して解ける分だけ解く(解説読む時間も考慮)、という風にやっていました。
解説を読んでもすっきりしないとき、1度質問をしてみたら、素早くかつ丁寧にMagooshスタッフから返信をいただけました。
Quantitativeの講義ビデオは素晴らしく丁寧です。数学が得意な日本人にとっては丁寧すぎるときもあるのでQuantitativeの講義ビデオは苦手な分野だけでもOKかと。
Verbalのビデオも基本的には分かりやすいのですが、時々サラっとしか解説してくれないときもあった印象あり…。結局は単語力だな、と思いました(-_-;)
GRE公式問題集にpractice testの解説が載っていないのですが、Magooshサイトに1stと2nd editionの解説ビデオが載っています。しかし3rd editionの順番と掲載順が異なっていたり、解説されていない問題もありました。そういうときは問題文をコピペして検索すれば、掲示板などで同じ質問の投稿・解説がされているときがあります!Magooshのレビューによると、3rd editionはQuantitativeの問題解説が詳しくなった以外は、2ndと3rd editionの内容に大きな差はないので、どちらでも良いそうです。私は新しい方を一応買いましたが手に入りやすい方でよいと思います(Magooshレビュー記事より)。
MagooshはWritingの講義が少なく、問題もないのが残念ですが、Magoosh GRE Blog→Verbal→GRE Analytical Writingのアーカイブ記事にたくさん参考になる記事が載っていますので是非読んでみてください。
2. Vocabulary強化
- Galvanize Test PrepのFree English Vocabulary App(アプリ)
- Vocabulary Builder by Magoosh(アプリ)
- BARRON'S Basic Word List - Fifth Edition(本)
1つ目のGalvanize Test PrepはMagoosh同様にGRE・GMAT対策E-learningサービスを提供しているインドの会社です。個人的にGalvanize Test Prepのアプリが特におすすめ。
◎単語一つ一つに関してイラストが作られており、イメージで頭に定着しやすい。
◎単語の定義だけでなく、面白おかしい説明文・例文も載っていて楽しい。
◎ほとんどの単語について発音音声・類義語・対義語・言葉の語源が掲載されている。
◎1セットを突破していくごとに空想のお金$が溜まっていき、ゲーム感覚でもっとやりたくなる(換金や何かに使うことはできません)。
◎なかなか覚えられない単語~習い始めた単語~習い終わった単語、と分類してくれる。
△確認クイズをするときに<イラスト→単語>または<類義語/定義⇔単語>で出題されるのですが、繰り返しやっていると絵で覚えてしまって実際の問題で単語が出てきても意味が思い出せなかったり、クイズで出される類義語が難しすぎるときがある。
△TOEFL・GRE・SAT共通のアプリで、単語セットがGREのレベル別や出題頻度別になっているのか分からない。
△イラストのインパクトが凄くて、電車などでタブレットなど大きい画面でアプリを使っているときに人に見られると恥ずかしい時がある(笑)
良い点がたくさんですが、私は△の点で学習しにくいと感じ、Basic・Intermediate・Advancedのレベル別に単語セットがあるMagooshのアプリをダウンロードしてみたこともあります。シンプルでスタイリッシュなのはいいのですが、定義がシンプルすぎて単語の意味をきちんと理解できないことや、単語-定義の「暗記」すぎて私にはあまり向いていませんでした…。
Basic Words Listはもともと国連英検対策用に買っていて、amazon.com等で評価が高く購入しましたが、文字がぎっしりで書き込みにくい、アルファベット順なので順番で覚えてしまう、類義語/説明で難しい単語が使われている(私の語彙力が低いだけ;)などの理由で結局あまり使いませんでした…。例文は良かったです!
3. Analytical Writing対策
GREはIssue TaskとArgument Taskでそれぞれ30分ずつ、エッセイを1本ずつ書きます。
2つ合わせて6.0点満点で0.5点刻みで点数がつきます。私はWritingに超苦手意識があり、アメリカの院でたくさんペーパーを書くのに酷い点数だとさすがに理系・留学生でもVerbalより厳しい目で見られるのでは…ととても心配していました。7月下旬に1回目を受験したときは、もはや書き終わらず(PCなので打ち終わらず)3.5点。それでも11月上旬に2回目を受験したときはテンプレートも用意し、たまたま出題テーマが王道なものだったのもあり、4.5点でした。
GREの公式ウェブサイトにPool of Issue TopicsとPool of Argument Topicsでたくさん例題が載っています。身近に添削してくれる人がいるなら、時間を測ってどんどん書くのが一番です。
でもこんなの全部やってる時間がない( ;∀;)
大量の例題を特徴別に分類し、出題頻度も示してくれているウェブサイトで効率的に傾向を確認→Prep Scholar GREの記事
ETSのGRE POWERPREP Practice Testで模試を解いて解答例・解説を読んでみたり、
シルバのブログさんのトピック別フレーズ集を勉強したり(結局全然覚えられなかったけど 笑)、
Sample AWA Issue/Argument Essaysと検索していろいろな解答例を読んだりしました。
ちなみにUrch.comやtestbig.comに「私のエッセイを良かったら添削してください!」という投稿が大量にありますが、コメント0のものがほとんどです。やはり無料で添削してもらうのはなかなか難しいですね…。
機械的ですが、MBA Crystal BallのAWA Essay Raterはエッセイをコピペするとスコアを判定してくれます。おそらく単語数や文法ミス・語彙の多様性などで判断していると思います。結構甘く判定が出てると思いますが、このサイトで5.0が出るくらいの分量を書くようにしていたら本番で4.5取れました!あくまで参考程度にしかならないですが、-0.5~-1.0くらいに思っておくと良いのではないでしょうか。
AWAは人間による採点だけでなくe-raterという自動採点プログラムも使われていて、500-600wordsなど分量多めに書くと高い点数が出る傾向があるようです。私はいつもアイディア出しに凄く時間がかかるので、いろいろなサイトを参考にアレンジしたテンプレートを用意し、本番ではまず考える間もなく無心にテンプレートを打ち込みました(笑)。とりあえず大枠を作って一息ついてから、出題テーマについて内容を考え、なるべく分量を多くタイピングし、珍しく文法・スペルミスなど見直し時間も5分程度設けて落ち着いて取り組むことができました。
ちなみにGRE第1回目受験は反省点多数…
とにかく7月は奨学金応募用エッセイをどう書けばいいか分からず激スランプの時期で、始まる寸前までGREのことより奨学金のことで頭がいっぱいで、試験対策はほとんどできていないまま当日を迎えてしまいました。また、想像以上に試験室(コンピューター室)が寒くて試験中ひどい頭痛に。受験料1回$205もしますし、無料の模試は結構検索すれば出てくるので、練習になるとはいえ全然対策できていないときに本番を受ける必要はなかったな、と思います。上下ともにしっかり防寒!10分休憩はやる気が出て消化に良い好きなおやつを用意!前日は睡眠をしっかり取りましょう!
参考になれば幸いです:)